4年生のお姉ちゃんが歴史に興味を持ち始めたので、学習漫画の「日本の歴史」シリーズを買ってあげようかという話になりました。
一言で「学習漫画」と言っても全巻そろえれば2万円ほどもする高級品。
出版社によって特色が分かれていて、どれを選ぶか大変悩みました。
学習漫画ビッグスリーは集英社・小学館・学研
学習漫画「日本の歴史」には、ビッグスリーとも言える代表的な3シリーズがあります。
①集英社
②小学館
③学研
です。
調べてみると、どのシリーズも一長一短。
アマゾンでは、②の小学館シリーズが一番の売り上げのようですが、果たしてどうしたものか。
③の学研シリーズは、ボリューム的にも他2社と比べると少なく、読んでみるとむしろ歴史の細部の方にこだわって作られている印象を受けました。どちらかというと、マンガで読む歴史からは「歴史の全体の流れ」をつかんで欲しいと思っているので、③の学研はなしかな~。
学習漫画「日本の歴史」 集英社VS小学館
では、①集英社か②小学館かどちらを選ぶか。。。比較するために、それぞれ長所と短所をあげてみました。
①集英社
(良い点)
- 2010年に全面改訂されたばかりで、最新の歴史資料に基づくストーリーになっている。
- 最新の学習指導要綱に基づいて、内容のボリュームが変更になった。(弥生時代が増えたらしい)
(悪い点)
- 私にはわからないけれど専門家が見たら時代考証がいまいちらしい。着ている物が時代とずれている、とか。
- 絵が怖い。
②小学館
(良い点)
- 莫大な費用をかけて綿密な時代考証をふまえたスケールの大きな名物シリーズ
- 絵がかわいい
(悪い点)
- 創刊から30年内容が変わらない。最新の資料には基づいていない
- ストーリー性がいまいち
- 資料を忠実に再現することに意識するあまり、全体の流れが悪い
読み比べさせたあと集英社に決定!集英社を選んだ理由
どちらも本当に一長一短。もうこれ以上は決められない。
仕方がないので、図書館でどちらも借りてきてお姉ちゃんに選ばせることにしました。
両方読んだお姉ちゃんの感想。
「小学館はよく話がわからんかった」
「集英社はお話的によくわかった」
ということで、我が家は集英社の学習漫画シリーズに決定しました。
実は娘が「集英社にする」と言う前から、親の間でも「集英社の方がいいのではないか」という意見になっていました。小学館の学習漫画シリーズは大変有名なのですが、30年前の創刊当時のまま、というのがマイナスポイントではないかと感じたからです。
一方、集英社は2010年に「全面改定」したばかり。
歴史自体は変わらないとはいえ、新たな資料の発見や考え方の変遷によって、学ぶべきポイントは変更されていくものでしょうから、やはり「最新」というのは選択の上では重要ですね。
そうそう、今どきの歴史では「聖徳太子」ではなく「厩戸皇子」、「仁徳天皇陵」ではなく「大仙陵古墳」と教えられていることをご存じでしたか?
漫画とはいえ、最新の知識で学ぶことは重要なんですね。
学習漫画買うならネット書店がおススメ
購入は、AMAZONで買いました。
だって、シリーズ全巻買った23巻もあって、めっちゃ重い。普通の本屋で買って自分で運ぶのなんて大変すぎます。
AMAZONさんならお兄さんが玄関まで持ってきてくれるからね。
楽天ブックスで買うならポイントも付くから迷ったんだけど、AMAZONさんはいつも決まった配送業者さんが持ってきてくれるので安心なので、AMAZONさんにしました。
梱包もしっかりしてくれていて大満足。箱もきれいなまま受け取れました。
お姉ちゃんは着いたその日からむさぼるように読んでます。いいタイミングで買ってよかったなー、と思う今日この頃でありました。
>>我が家が選んだ集英社「学習漫画日本の歴史」はこちら
>>もう一つの有力候補 小学館「学習漫画少年少女日本の歴史」はこちら
参考サイト;『学習漫画日本の歴史』徹底比較!