「百姓隊」さんの「ひのひかり 高千穂 自然乾燥米」を食べました。
このひのひかり、棚田で作られていて、今どき「はさがけ」で乾燥させてあるんですよ。ほぇ~!
>>宮崎県の農家生産法人「百姓隊」の「ひのひかり 高千穂 自然乾燥米」はこちらから
「はさがけ」のお米はどう違うの?
「はさがけ」ってなんじゃい?ってことですが、「はさがけ」とは、お米を刈り取ったあと、竹竿にかけて自然乾燥させること。
稲刈りの後、田んぼに稲が束になってずらーっと並んで干されている、あの光景です。
私が子供のころは良く見かけましたが、そういえば最近、見ませんね!
一束ずつ束にして掛けていく作業をすべて手作業で行わなければならず大変な労力がかかるため、今では、コンバインで一気に刈り取り、そのまま大きな乾燥機に入れて機械で乾燥させる方法が主流なんだそうです。
そんな中、この「ひのひかり高千穂 自然乾燥米」は、手作業で「自然乾燥」することにこだわっているわけなのよ。
棚田で作っているから大型機械での作業が効率的でないという理由もあるけれど、お米に対する愛情と自然乾燥したお米の美味しさにこだわっていなければ、続けられないことだよね。
今どき(って言ったら失礼か)、手作業で乾燥させてるお米ってすごく貴重なんです。
で、お米を天日干し・自然乾燥にすると何がいいのかと申しますと、天日でゆっくり3週間もかけて乾燥させるから、その乾燥させる間にお米が「ちょっとだけ熟す」んだって。
乾燥させてる間にも、お米が熟しておいしくなる、ってことなんですね。
棚田のお米「ひのひかり 高千穂 自然乾燥米」はしっとりがすごい
さっそくいただいてみました。
炊き上がると、とてもツヤツヤしています。ちょっとお水加減が多かったかしら?と思ってしまったのですが…。
シャモジを入れて混ぜてみると、そうではなかったとすぐ気づきました。
シャモジにぎゅーっとした弾力を感じて、決してベッチャリしているのではないとわかります。
これってもしかして、自然乾燥だから?
お口に入れると、すごくしっとり。
そして、良く粘っています。ご飯とご飯がくっついて、程よい歯ごたえです。
味は、特に個性的なお味ではなく、やさしい甘さ。
薄味の和食のおかず中心の方にこそ、美味しくいただけるお米じゃないかとと思いました。
>>ひのひかり 高千穂 自然乾燥米はこちらから
農家さん直売の百姓隊。だからうまい!
この「ひのひかり 高千穂 自然乾燥米」を扱っているのは、九州は宮崎県の農家さんたちが作っているグループ「百姓隊」。
もう、その名の通り、お百姓さんたちが自分たちで作った農業生産法人です。
自分たちで作って自分たちで売るよ、ってことですね。
百姓ってもしや…。日本昔話に出てくるおじいさんとおばあさんを連想したのですが、HPを見ると、お百姓さんといっても、20代の若い方ばかりでした(笑)。みんなカッコヨクない?
日本の農業を支えてくれてる若いお兄ちゃんたちに、オバちゃんはなんだかうれしくなってしまいました。
今回はモニターでお米をいただいたのですが、次は、このお兄ちゃんたちが作ったお野菜を食べたいので、ポチっと買ってみようと思います。