毎年、6歳差姉妹の笑顔がいっぱい詰まった写真入りの年賀状を用意する我が家。
昨年まで、某有名写真屋さんで写真年賀状の印刷を頼んでいました。
デザインも美しいし、写真がとーっても鮮明で6歳差姉妹の笑顔がキラキラと印刷してもらえるので、毎年こちらでお願いしてたんです。
写真屋さんの写真入り年賀はがきは自宅のプリンターで給紙しにくい理由
この写真屋さんにお願いした写真年賀はがきには1つ問題がありました。
それは出来上がってきた年賀ハガキがとても分厚くなってしまい、自宅のプリンターで宛名が印刷できないという点です。
出来上がってきた年賀状にいざ宛名を印刷しようとプリンターに入れると、何度やっても紙送りがうまくいかず宛名印刷がずれて結局パーになったり、裏の写真に傷が付いたりと、年末の忙しい時期さっさと宛名印刷を終わらせたいのに、ちっとも進まない!!!
終わらない!!!結局手で書く方がよっぽど早い!!!
きぃっ!!イライラ!!
となってしまうわけ。毎年。
どうして、写真屋さんの写真入り年賀はがきが自宅のプリンターで給紙できないのかというと、まずはその分厚さに原因がある様子。
写真屋さんの写真年賀状は、まず写真印画紙に写真を印刷してから年賀はがきに張り付けるやり方で作られていて、結果、年賀はがき1枚が、「写真印画紙」と「年賀はがき」の2枚分の厚さになっちゃうってわけ。
家庭用プリンターの仕様書を見てみると、エプソン・カラリオには「手差しなら紙厚0.6㎜まで」と書いてあって、この写真年賀はがきはギリギリ微妙なライン。
キャノン・ピクサスに関してははっきりと仕様書に「写真を貼り付けたはがきは使用できません。」と書いてあるんですよ(泣)。ダメだこりゃ。。。
さらに、プリンターで給紙しにくい理由として『紙が固い』というのが大きな理由だと思います。
頑丈というか、固いというか、ちょっとやそっとの力じゃ曲がらないんですよ。だから、プリンターの中でローラーに沿って曲がってくれずにうまく運ばれないんですね。
同じものを上に乗せて実験してみました。
左の一般の年賀はがきは乗せた途端に重みで落ちてしまいましたが、右の写真貼り付けタイプの年賀はがきはしっかり支えて落ちません。
写真入り年賀状の印刷方法には、2種類の方法がある!
なので、今年は分厚くなる写真入り年賀状はやめようと決意した私。
写真の美しさは、モデルの美しさでカバーだ!(←親ばか)
調べてみると、写真年賀状の印刷には、「写真貼り付け型」と「直接印刷型」の2通りがあることが判明。
写真屋さんに良くあるタイプの写真入り年賀状は、写真印画紙とハガキを貼り付けた「写真貼り付け型」。
一方、印刷屋さんやハガキ専門店などが行っているのが、年賀はがきにレーザープリンターで直接印刷する「直接印刷型」です。
この2つのタイプには、どちらにも一長一短があり、どちらが優れているともいえない特徴がありました。
写真貼り付け型 | 直接印刷型 | |
印刷方法 | 銀塩方式(写真の印刷と全く同じ) | 高画質レーザープリンター |
特徴 | 写真印画紙を年賀はがきに張り付けて作成。 周囲に余白のない全面写真印刷が可能。 写真印画紙を貼り付け後、周囲をカットしてそろえるので少しサイズが小さくなる。 |
一般の年賀はがきに印刷。 はがきサイズに変更はないが、余白が生じるので端までいっぱいは印刷できない。 |
メリット | ・写真が美しい。 ・全面印刷ができる |
・ハガキが厚くならない ・お値段が少し安い |
デメリット | ・写真印画紙を張り付けるためハガキが厚くなり、自宅のプリンターでは給紙できないことがある。 | ・写真のようにツヤのある仕上がりではない。 |
分厚くならない「直接印刷型」で印刷できる写真入り年賀はがきは、ここで作れます
ということで、今年はレーザープリンターによる「直接印刷型」で年賀状を作ってみよう!という結論に至った私。
いろいろ調べてみると、デジカメプリントなど写真の現像をしている「写真屋さん」は「写真紙貼り付けタイプ」で、名刺やはがきの印刷を手掛ける印刷屋さんはレーザープリンターでの「直接印刷型」が多いですね。
以下の業者さんで、高画質レーザープリンターによる直接印刷で写真付年賀はがきを印刷してくれますよ。ご参考まで。
印刷技術やプリンターの性能はほぼ一緒のような気がします。あとは自分の気に入ったデザインがあるかを探してみたらいいと思います。
我が家は気に入ったデザインがそろっていたのと、お値段がお安かったので、挨拶状ドットコム年賀状印刷さんにお願いしてみました。
出来上がった年賀状の様子は「自宅プリンターで宛名印刷できる写真年賀はがきを、挨拶状ドットコムさんで作りました!」でレポートしていますので、よろしければご覧ください。