お姉ちゃんは、赤ちゃんの頃から「しまじろう」のこどもチャレンジがお気に入りだったため、小学生になってもそのまま「進研ゼミ」を続けていました。
3年生の後半になって、お友達から「Z会」のうわさを聞きつけて、Z会にも入会したことがあります。
入会と退会のタイミングの関係で、同時に同じ月の教材が手元に来たことがあり、徹底的に内容を比較してみましたよ~。
進研ゼミ⇒学校の授業の復習が中心、Z会⇒学校の内容を前提としてその上の内容を求める
こちら、両社のテキストを比べてみたところです。どちらも1冊に4教科分の内容が入っています。
進研ゼミの方が、テキスト自体は厚いですね。
しかし、内容量が進研ゼミの方が多いというわけではなさそうなんです。
詳しく内容を見てみました。
この月の社会の内容は「農家のお仕事」。
農家の1年の仕事の様子をまとめた表は同じなのですが、Z会の方は1ページのうちの3分の1くらいで、サラリと終えている様子。
一方、進研ゼミの方は、見開き2ページを使い、写真や図解で詳しく1年の様子を追っています。
同じ内容でも、Z会がサラリと流すところを、進研ゼミは詳しく視覚で説明しているので、テキストのページ数が多くなっているのですね。
このほか、4教科全部にシールが付いていて、そのシールの分だけテキストが分厚くなっている?という気もします。
内容の違いについて、もっと詳しく説明しましょう。
こちらは理科の内容「風の力」についての単元です。
こちらは進研ゼミの内容。「風には力がある」という結論に至るまでに見開き2ページを使って、絵やシールを使って説明しています。
一方こちらはZ会。一番最初の設問から「ヨットが動くのは何の力がはたらいているからか?」ときたもんです。
つまり、「風には力がある」ということを最初から前提として作られているのです。
つまり、「風には力がある」ということを進研ゼミは2ページかけて説明した一方で、Z会はそれは当然として、その次から始まっている、ということなのです。
これからもわかるように、進研ゼミはあくまでも「学校の授業に沿って」テキストが作られているのに対し、Z会は授業の内容を理解しているのは前提。さらにその上の応用問題を考える、という内容になっているようです。
学校の授業がわかってないかもしれない、きちんと聞いていないかもしれない、と不安で通信教育を始めようとお考えの方は「進研ゼミ」
学校の勉強以外にも学習させたい。塾に行かせるにはまだ早いがそれなりにレベルの高い勉強はさせておきたい、とお考えの方は「Z会」
という使い分けになると思います。
進研ゼミ 対 Z会 費用を検証
次は受講費について比較してみます。
小学校3年生の標準的なコースの場合です。Z会・進研ゼミともに+アルファで追加することもできますが、今回はあくまでも一般的なコースでのお値段の比較です。
(2012年12月現在)
年払い | 1か月払い | |
Z会 | 60240円 | 5500円 |
進研ゼミ | 45810円 | 3950円 |
少々、Z会の方がお高くなっています。
しかし、進研ゼミは国語と算数のみ送り返して添削してもらうのに対し、Z会は4教科すべてに添削テストがついていて、添削してもらうことができます。
添削内容が多く、添削の内容もZ会の方が丁寧ですので、その分お値段がお高いのだと思います。
Z会と進研ゼミ、どちらもお試し教材がもらえます。
迷っている方は実際にお子様の反応を見てから決めてもいいかな、と思います。
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