未分類

事故って分かる、自動車保険の大切さ

先日、接触事故を起こしてしまいました。

原因は完全に私の不注意。一方通行の路地から左折で出るときに、よく見ないで頭を出してしまい、右から来た車の側面にかすってしまったというもの。

幸いなことに、本当に相手の車の側面をかすった程度で、衝撃らしい衝撃も感じず、双方の車に乗っていた人全員にケガはありませんでした。完全な私のミスです。申し訳ありません。
事故った瞬間にパニック。どうしたらいいのかオタオタおろおろ。
ダッシュボードをパッと開けて、一番目につくところに入っていた保険会社の名刺に書いてあった電話番号に電話しました。
動転する私に、保険会社の担当さんは落ち着いて「お怪我はありませんか?ではこの後ですが、相手様のいらっしゃる事故ということですので警察を呼んでいただいて、事故証明を作っていただく方がいいかと存じます」
「その後、相手様と連絡先を交換していただいて、こちらからご連絡させていただきますので」と指示してくださいました。

その対応がねー。
大袈裟に心配するでなく、でも冷たい感じも一切せず、とにかく落ち着いて、冷静に、話をしてくださったのです。この状況で、こちらに冷静に指示を出してくださる人がいるというのは、とてもありがたかったんです。
だって、相手の人は怒ってるし(当たり前だけど)、お姉ちゃんも乗せてるし「どうしようどうしよう」ってこればっかだったから。
で、指示通りその場で警察を呼び、お互い連絡先を交換し、事故処理へと移ることができました。

ちなみに、私が入っているのはチューリッヒ。
数年前にも駐車場で停車している車にぶつけてしまったことがあり、その時の担当さんが「ブラボー!」と拍手したくなるほど丁寧に対応してくださってからというもの、浮気性の我が家が他の保険によそ見することなくチューリッヒで毎年更新しています。

完全に私がぶつけているのに、過失割合は100%にならない

今回の事故は、全く私の不注意です。一旦停止線で止まっておけばいいものを、頭を出してしまったものだから、右から来た相手の車に当ててしまったんです。この状況に、私は一切言い訳するつもりはありません。私が悪いんです。

しかし保険会社は、今回の事故の場合には、「100%対0%の過失割合にならない」というのです。
今回の現場のT字路に信号はなく、ミラーがあるだけ。
その場合、いくら車幅が広い道路とはいえ、直進車(相手の車)にも、「前方注意義務」が発生するんだそうです。「一旦停止の路地から車(私の車)が出てきそうなことはわかってるでしょ?避けられたんじゃないの?」ということらしいです。
ちなみに、過失割合が『100%対0%』になるのは、止まってる車に一方的にぶつかったとき(オカマを掘る、駐車場で停車している車にぶつけるなど)か、センターラインを越えて反対車線に飛び出した場合飛び出した側が100%になることぐらいしかないんだって。

チューリッヒが最初に主張した過失割合は『私80%対相手20%』でした。
つまり、相手の修理費用の80%はこちらが出すけど、残りの20%は自分で修理してね、ってことなんです。
もちろん、相手様も自動車保険に入ってるから、車両保険に入っていればその20%は自分の保険会社から出るんだけど、相手とすれば、「なんでぶつけられたのに、こっちが20%も負担しなきゃならないの?」ってところでしょう。車両保険に入っていなければ、まさに「自腹」での修理になってしまいます。
それでなくても保険を使うとなると、来年からは等級が下がりますし、安全運転者割引などの割引も効かなくなってしまって、確実に保険料はUPします。「ぶつけられたのに、かなりお金かかるじゃん!」ってところが本心ではないでしょうか。
あああ、、、本当にごめんなさい。

しかも、ぶつけられた相手の車の修理期間中に利用した「代車費用(レンタカー代)」は、こちらが賠償するべきものではなくて、相手様が自分で費用を負担しないといけないものなんだそうで。
つまりは相手にしたら、「ぶつけられたのに、自分で修理代も20%負担しなきゃいけないし、レンタカー代も全額自己負担。なんて理不尽!!!」ということですよ。全くもって。

事故とはそういうもの。保険とはそういうもの。

私、いたたまれなくて。申し訳ない。ごめんなさい。本当に反省しています。
私が不注意だったのに、相手様にはお手間を取らせてるだけでなく、経済的にも大変な負担をさせていますよね。
で、チューリッヒさんに「なんとか100%の負担で決着していただくことはできませんか?」ってお願いしたんです。

そしたら、担当さんがおっしゃるのです。
「保険とはそういうもので、事故とはそういうものなんですよ。
バナナさんが、申し訳ないと思ってらっしゃるのはごもっともですが、保険に入っている以上、保険を使って賠償するというのが最大の誠意であって、最善の事故解決なのです。それ以上の金銭的補償をするという提案をすると、どんどんエスカレートする相手様もいらっしゃいますし、その必要もないのです。そのために相手様も保険会社に入っておられるのですし、そのための保険なのです。今回の事故の場合、申し訳ないですが相手様の責任もゼロではないケースですので、相手様にもそれ相応の負担は発生してしまうのです。」と。

そうなんですね。そうなんですよ。
私自身がぶつけておいて大変に言いにくいのですが、保険に入るというのはそういうことなのですね。
ぶつけた時だけでなく、ぶつけられた時もカバーするための自動車保険。
ぶつけられた時の自分の車を修理するための「車両保険」、ぶつけられた時のためのレンタカー代「代車費用特約」があるのですね。
だから、自動車保険は、ケチってはいけないのです。ちゃんと、フルカバーで入っておかないと、こういう時困るんですね。今回よくわかりました。

自分は事故を起こさない、だから自動車保険は最小限でOK、なんて思っている人もいるかもしれませんが、自分が事故を起こさなくても、相手にぶつけられる時だってあります。その時に保険をケチって「車両保険」に入っていなかったとしたら、ぶつけられた時でも自分の車の修理費を自腹で出さないといけなくなってしまうんです。

事故って初めて、世の中の仕組みや理不尽さを改めて勉強したような気がします。
今回も、チューリッヒさん、ありがとうございました。

>>チューリッヒ自動車保険はこちらからチューリッヒ保険

-未分類
-,

© 2024 6歳差姉妹のEnjoyLife