今、お姉ちゃんがキャベツを育てています。
苗から育てた1か月。お姉ちゃんが根気よく、責任感を持って育ててくれています。
タダの家庭菜園じゃない!小学生でも1人でできる家庭菜園キット
花くらす*野菜くらすのHPを見ていたら、お姉ちゃんが「これ!すごい!やりたい!」と指差したものがありました。
それは、キャベツの栽培キット。
キャベツを1つ育てるセットで、送料別で2200円。
キャベツ1つに2200円とはちょっとお高いか?と思いましたが、夏休みの自由研究の代わりになればと、「1人でお世話する」という約束で買ってあげることにしました。
お手軽&実は割安のキャベツ栽培キット
オーダーして二日後に届いた、キャベツ栽培キット。
大きな段ボールを開けると…。プランター・培養土・1か月後に与える肥料に、キャベツ苗が一つ入っていました。
キャベツの苗って、こんなに大きいの?!もっと小さな苗が来るのかと思ったからビックリです!
1つしか苗が来ないっていうから、無事に大きくなるか心配だったんだけど、これだけ大きく育った苗なら失敗しなさそう。
しかも生き生きとして元気な苗で、ちょっと安心。
でも苗を初めて見たお姉ちゃんは、「ねえ、これキャベツじゃないじゃん」と一言。
キャベツの苗を見たことのないお姉ちゃんは、キャベツは最初から葉が丸まっているものだと思っていたようです。
「え?これから丸くなるの?どこが?どーやって丸まるの?」と不思議がいっぱい。
そうそう、そういう疑問が大事なんだよ。よーくこれから観察してみてね。
1人で「フンフン」と説明書を読んでから植え替え作業を終えたお姉ちゃん。
アッと言う間、15分くらいで終わりました。なんて手軽なんでしょう。こんなに手軽なのは、栽培キットならではですね。
植え替えた後、たっぷりのお水をそそぐと。。。
妹ちゃんが突然、「わっ!おみずのんでる!」と叫びました!「ホンマや!水飲んでるみたいな音がする!」と土の音を聞いている2人。
子供って、ほんと面白い(笑)。
土が水を飲む音は、どんな音でしたか??
ちなみに、栽培キットに入っていたプランターは『楽々菜園』というプランターで、根腐れを防ぐために下に空洞が空いていて水が下に抜ける構造になっている高性能プランターでした。
楽天で調べてみたら、最安値でも960円(2013年4月19日現在)もしています。また、野菜用培養土も、楽天で「25リットル入りの野菜用培養土」が約1000円程でした。
プランターと野菜用の培養土だけで、楽天で最安値で買っても約2000円。
今回の栽培キットはこのほかに、肥料とこんなに大きく育ったキャベツの苗も入って、全部で2200円ですから、自分で一つずつ買い揃えるよりよっぽどお得だったことになります。
購入当初は「ちょっと高いかも」なんて思いましたが、結局キットで買って安くつきました。
なにより、自宅で夜にポチっとするだけで、すべての材料が家に届き、その場で子供が一人でも作業できる、そのお手軽さがとってもありがたいです。『花くらす野菜くらす』、ばんざーい!
お姉ちゃんのキャべ吉栽培奮闘記
さて、こうしてお姉ちゃんに育てられることになったキャベツ君。名前は「キャべ吉」と命名されました。
もう、お姉ちゃんの献身的なお世話ぶりといったら!
毎日天気予報をチェックして、「明日は遅霜に注意」とか「明日は春の嵐になるでしょう」と聞けばキャべ吉を玄関に入れてやり、
2日に1度、水をやり、「大きくなれよ~。」と話しかけます。
4月も中旬になると、モンシロチョウが飛んできて、タマゴを産卵していました。
「あっ!お尻から卵が出てきた!」と興奮気味に産卵の様子を観察してから、
「ごめんね」と言いながらタマゴを除去したりもしました。
葉っぱの淵から1センチほどの所にタマゴが並んでいるのを見たお姉ちゃんは、「チョウチョが葉っぱのヘリにつかまってとまるから、このあたりにタマゴが固まってんネンな」と納得の様子でした。
お姉ちゃんが「どーやって?」と疑問だった、葉っぱが丸くなっていく様子も見事に観察できました。
毎日「今日のキャべ吉はどんだけ丸くなったかな~」と、登校するまえにアチコチ観察してから出かけて行くお姉ちゃん。
キャベ吉が丸くなればなるほど、「そもそも、なんでキャベツは丸くなる道を選んだんやろう?」と頭をかしげておりました。
葉っぱが水をはじいているのに驚いたことも。
「はっぱにみずたまりができてるぅ!」と、単純に喜んでいるのは妹ちゃん。
「なんではじくん?サラダで食べる時ははじいてないじゃん?」と、またまた頭をかしげちゃうのはお姉ちゃん。
結局ツンツンして遊んじゃうのは、2人とも一緒なんですけどね(笑)。
キャべ吉を1か月育てた感想
キャベツをひとつ育てるだけですが、子供たちがいろんなことを発見し、自主性をもって行動してくれることに驚きました。
特にお姉ちゃんは、すべて自分で最初から携わったことで、自信が生まれ、責任感が生まれ、それゆえ深く観察することができたのではないかと感じます。
お姉ちゃんが「自分1人でできる!」と思えたのも、過不足なくキットで自宅に届いたからこそ。
簡潔にまとめられた説明書も、5年生のお姉ちゃんにはちょうど良かったようです。
お姉ちゃんの愛を浴びて、すくすく大きくなるキャべ吉。
あと数週間で収穫の予定なのですが、丹精こめて作ったキャべ吉はどんなお味なのか?
はたして、こんなにかわいがっているキャべ吉を食べることができるのか。
いまからとっても楽しみでもあり、心配でもあり♪
「愛のキャべ吉物語」は後編に続きます。
(追伸;こちらに後編UPしました。>>「愛のキャべ吉物語-完結編-」)